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- インプラントに違和感がある・インプラント周囲炎
Implant 3 インプラント治療後の定期検診・メインテナンスについて
インプラント治療後に違和感が出ていませんか?
外科手術をともなうインプラント治療では、手術直後に傷口からの出血や痛み、違和感が出る場合があります。こうした手術直後の症状は一過性のもので、問題はありません。
しかし、いつまでも症状がおさまらない、どんどん悪化しているといった場合は注意が必要。以下のような症状が気になっている方は、ぜひ一度当院までご相談ください。
- 術後1~2週間が経過しても、出血・痛み・違和感が続く
- 膿のようなものが出ている
- 症状が日増しにひどくなっていると感じる
こうした症状は、患部が感染を起こしている、インプラントが隣の歯に触れて刺激になっているといった何らかのトラブルのサインかもしれません。
お早めの検診をお勧めします。
当院では、上記のようなインプラント治療後の不快な症状に対して適切な診察・検査を行い、患者さんの状態に合わせた対処を行っています。他院で手術を受けられた場合にも対応いたしますので、ぜひお早めにご相談ください。
〜当院で行う診察・検査〜
- 視診:膿がたまっていないかどうか、インプラントと隣の歯が接していないか、位置は正しいか
- レントゲンCT撮影:インプラントを埋入したのが上の奥歯である場合は上顎洞の底部に穴があいていないか、インプラントを埋入したのが下の奥歯である場合は神経に破損がないか
- 血液検査
- 問診:心因性の痛みではないか
インプラント周囲炎について
インプラントは人工物のため虫歯にはなりません。ただ、適切なケアを怠るとその周囲の歯茎が炎症を起こす「インプラント周囲炎」を引き起こす可能性があります。これはインプラントの根元にプラークが蓄積することで起こる病気。歯周病と同じような症状が起きます。
インプラント周囲炎の診察・検査
当院ではインプラント周囲炎を防ぎ、早期発見・早期治療を可能にするため、以下のような診察・検査を行っています。
- 歯周ポケットの深さを測定する検査
- 視診:出血や膿の有無の確認
- インプラントの動揺(グラつき)度を測る検査
- 細菌検査
- 咬み合わせの確認
- レントゲン撮影
インプラントの周囲にある歯周組織は、天然歯の周囲にある歯周組織よりも歯周病菌に感染しやすくなります。そのため、インプラント周囲炎を予防するには日々の適切なケアが大切。ご家庭でのケアに加えて歯科医院での定期検診・メインテナンスを受け、インプラントを大切に守っていきましょう。